マインドフルネスダイエット

私の失敗の歴史

私は太りやすい体質で、これまでいろいろなダイエットを試してきました。以下のとおりです。ほとんどの方法は長続きしませんでした。

ダイエット法やり方続いた期間と効果
朝ごはんダイエット夕食はできるだけ控えて、朝食は無制限に食べる。半年ぐらい続く。ある程度、効果はあったが、夜の空腹に耐えられず、結局続かなかった。
低炭水化物ダイエット炭水化物は、できるだけ食べない。肉や野菜は無制限に食べる。1年ぐらい続く。体重の管理のコントロールができていたが、炭水化物が食べたくなってやめてしまっていた。
総カロリー制限ダイエット一日の摂取カロリーを計算して、制限内に抑える。半年くらい続く。ある程度効果があったが、カロリーの計算が面倒になってやらなくなった。
水泳ダイエット水泳を1時間、週に3回行う。5年くらい続く。ダイエット効果は不明。肩を痛めてやめてしまった。
体重計ダイエット体重を毎日計る。2年くらい続く。時々体重を図るのを忘れてしまった。どれだけ効果があったか不明。

ところが、マインドフルネス瞑想、特に食べる瞑想をやるようになってから、いつの間にか、学生時代の体重にもどって、その後、太らないようになりました。

すべての人に同じ効果があるかどうかはわかりませんが、ここでは、自分がやったことを「マインドフルネスダイエット」と呼んで、その方法を説明します。

マインドフルネスダイエットのやり方

まず、「食べる瞑想」の練習

まず、マインドフルネスの練習の一つ、「食べる瞑想」を行います。干しブドウか、それに類する小さなお菓子を2つ用意して、これを初めて見るつもりで、視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚の五感を使って、時間をかけて観察します。併せて、自分の身体と心の状態も観察します。具体的なやり方は、下のビデオをご参照ください。

食事の時に「食べる瞑想」を取り入れる

普段の食事の時にも、この「食べる瞑想」を取り入れます。

食事の間ずっとこの方法でやると時間がかかりすぎるので、最初の一口か二口だけでも、ゆっくりと時間をかけて、色やにおい、口に入れた感覚、味、歯ざわり、のどを通っていく感覚を観察します。初めてその食べ物を見るつもりでやるといいでしょう。

その時に、自分の心に「もっといっぱい食べたい」とか、「早く食べ終わりたい」といった考えや苛立ちの感情があれば、そちらも観察します。「ダイエットに成功したい」という気持ちが起こってくれば、これも観察します。この時に、自分の心に対して、やさしい気持ちと好奇心を持つことがコツです。

日常でのマインドフルネス

食べる瞑想のほかにも、日常的にマインドフルネスを取り入れると、さらに効果があるでしょう。

マインドフルネスを効果的に習得するには、マインドフルネスストレス低減法 (MBSR) の8週間のコースに参加されることをお勧めします。

なぜ、マインドフルネスがダイエットに効くのか

 食事への満足感

まず、「食べる瞑想」を食事に取り入れると、食事の最初にゆっくりと味わって食べるようになるので、少量でも満足感が得られやすくなります。いろいろな食べ物がとてもおいしく感じらるかもしれません。

「早く食べたい」、「もっと食べたい」衝動の観察

食べる瞑想をすると、「早く食べたい」、「もっと食べたい」といった衝動に気が付いて、観察することができるようになります。そうすると、無意識で衝動にかられて食べてしまうのではなく、意識的な対処ができるようになります。

自分へのいたわり

マインドフルネスでは、自分の身体や心をありのままに観察しますが、その過程で、自分に対するやさしい気持ちと好奇心を育てていきます。自分の身体をいたわるようになり、過食を慎むようになるでしょう。

まとめ

マインドフルネスダイエットは、マインドフルネスの練習のうち、特に「食べる瞑想」を活用したものです。

マインドフルネスを効果的に習得するためには、マインドフルネスストレス低減法 (MBSR) の8週間のコースに参加されることをお勧めします。